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これは息子が３歳の頃、
風邪か何かで
お医者さんに診察してもらったときのことでした。
そこのクリニックはいつも
子供が診察したときはシールをくれるので、
息子は毎回楽しみにしていたのですが…
その日は忘れていたのか、
診察が終わっても何ももらえなかったんですよね。
まあだからと言って
文句を言うようなことでもありませんし、
シールがないならないで
別にいいやと思ってスルーしたのですが…
その時でした。
息子が突然
大きな声で
今日は何ももらえないねぇ！
と叫んだのです。
あまりに大きな声だったので
静かにしろと注意をしたのですが、
息子は慌てる父など
お構いなしに
その後も
今日は何ももらえないねぇ
今日は何ももらえないねぇ
と連呼。
すると
そのクリニック中に響き渡る大声が
耳に入ったのでしょう。
奥から看護師さんが
ごめんなさい！
と言いながら慌てて飛び出してきて、
息子にシールを手渡してくれたのです。
息子はもちろん大喜び！
ですが…
その後ろで父が
恐縮しながら
顔を真っ赤にしていたことに
気付くことはありませんでした。
以前もこんな感じで
恥ずかしい出来事がありましたが…
本当に子供というやつは
大人の都合などお構いなしに
恥ずかしい行動を取るので、
油断がならないなあと思いますね。
ところが
このお話にはさらに
本当に油断がならないなあと思うような
続きの出来事がありまして…
それはまた次回にお届けしたいと思います。
お楽しみに！
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